「社内恋愛」学生時代に周りに女性がいない環境で育った理系男子にとっては特に魅力的に映るかもしれません。
同じ分野で働く人とは話も合うし、毎日顔を合わせることで自然と距離も縮まります。
特に同期となると、事あるごとに研修後の飲み会などで、仕事関係の話だけでなくプライベートの話をするのも容易です。
その後、話の流れで週末デートに誘うのも容易です。
そうです。「社内恋愛」は容易なのです。
しかし、私の個人的な経験から言わせてもらうと、容易だからこそ、社内で彼女を作るのは慎重に考えた方が良いでしょう。
今回の記事では、社内恋愛を考える理系男子向けに、知っておいてほしい社内恋愛のリアルを紹介します。
日頃、同僚や社外の友人の話を基に書いた記事なので、感度は高い内容となっていると自負しています。
理由①:盛り上がりのピークは最初だけ
社内恋愛を始めた頃、付き合っているのは自分たちだけの秘密という意識から、ワクワクした感情が芽生えます。
また、付き合った事実を周りの同僚に話した際には、社外でできた恋人よりも周りの反応が高いことも事実です。
そのため、「私たちの恋愛は周りが祝福してくれる」という他人を介した恋愛価値観が形成され、飲み会では事あるごとに周りに言いふらし、脚光を浴びる気持ちよさを体感してしまいます。
しかし、徐々に社内恋愛をしていることが周知の事実となり、飲み会でも話題に上がらなくなったときに、冷静に恋人を評価することになります。
街中を歩いていて、すれ違う女性が綺麗に見えるのは、社内恋愛で一段も二段も上がった状態の彼女へのバイアスが外れ、元の顔面偏差値の彼女に戻った証拠でしょう。
理由②:仕事量の違いによる不満
同じ会社で働いてはいますが、部署間・グループ間の違いで当然仕事量に差が生じます。
役職等の立場上の違いはしょうがない点もありますが、同期では尚更顕著に表れてしまいます。
このような際に、「いつも自分の方が忙しいから、家事をしてもらうのは当然」
「確かに相手は忙しいけど、同じ会社で働いている以上、平等」という意識の違いが生じてしまいます。
また、同じ会社で働いている以上、必要以上に相手の情報が入ってきてしますのは、こういった際にデメリットになります。
例えば、一つの案件が終了し、その案件に恋人が関わっていたとします。
束の間の休息を楽しもうと、趣味に打ち込んだり、友人との飲み会に参加していれば、相手が家事をするよう要求してきて揉め事が生じるのも多々あります。
理由③:別れた後の気まずさがハンパない
恋愛が必ずうまくいくとは限りません。
もし別れることになった場合、同じ職場で顔を合わせ続けるのは非常にストレスフルです。
私の友人の話では、同期同士のカップルで同棲をしていた状態から破局し、それでも職場で別れた彼女と顔を合わせることになり非常に神経をつかう。
と言っており、そのような状態では仕事に集中することが難しいです。
また、別れた相手同士を飲み会で鉢合わせても良いか、誘う側も神経つかいます。
理系男子にとって、職場はキャリアの基盤となる場所。その大切な環境を恋愛のゴタゴタで失うリスクはあまりにも大きいです。
理由④:視野が狭くなる
お互い職場が一緒であることから、話題は自然と社内の話になることもあります。
一見仕事を進める上で、他の部署・チームの話を聞けることは一見プラスに見えますが、同じマインドを持った人たちとの会話では自分の思考に変化はなく、この先の人生を考えた際にはマイナスです。
特に社内の人間を見渡した際に、同じようなバックグラウンドを持つ人間の集合なので、せめて恋愛では生まれも育ちもまったく違う人間と出会い、自分の思考に新しい風を吹かせたいものです。
社内恋愛より外の世界に目を向けよう
もちろん、すべての社内恋愛が悪いわけではありません。
しかし、理系男子にとって職場はキャリア形成の重要な舞台。
その環境に恋愛というリスクを持ち込むことで、取り返しのつかない問題を抱える可能性があります。
恋愛をしたいなら、社外で新しい人と出会う場を積極的に探しましょう。
趣味のサークルやイベント、マッチングアプリなど、現代において出会いの場はたくさんあります。
そうすることで、仕事とプライベートのバランスを保ちながら、充実した生活を送ることができるはずです。
まとめ
皆様いかがでしたか?
今回の記事では、社内恋愛を考える理系男子向けに、知っておいてほしい社内恋愛のリアルを紹介しました。
今回の記事を参考に、是非この先の恋愛ライフを充実させていってください!